船員の船内生活ってどんなの?食事や睡眠・住まいを解説!


船乗りは、長期乗船・長期休暇という特殊な労働環境のため、

私生活の多くを船の上で過ごしています。


船内という閉鎖空間で長期間、同僚たちと仕事とプライベートを共にすることになるため、

船内生活が快適ではないと、モチベーションに影響しますし、人間関係の悪化、

ひいては業務パフォーマンスの低下に繋がります。


では乗組員たちは、一体どのように暮らしているのでしょうか。

今回は、船員の1日の勤務時間や船内生活の基礎知識などについて紹介していきます。


【目次】

1)船員の1日の勤務時間 2)船員はどこで生活するの?  3)船員生活の詳細について

   〇個室

   〇食事

   〇睡眠

   〇水回り

   〇リビング

 4)居住区が広い船の求人

   〇泉汽船

   〇日徳汽船

   〇東北海運産業

 

1)船員の1日の勤務時間

船員と一般的な仕事では、労働環境が大きく違います。

それは、当直(ワッチ)制です。


船は24時間、運航しているため、航路やエンジンの監視を

交代で行わなければなりません。


この当直(ワッチ)制は乗組員を3班に分け、4時間交代で1日2回、

合計8時間の当直にあたります。


職場によって異なりますが、ゼロヨン(0時〜4時)、ヨンパー(4時〜8時)、

パーゼロ(8時〜12時)という勤務サイクルが代表的です。


この当直時間以外にも、離着岸時や荷役、緊急のトラブルが発生した際など、

必要があれば対応しなければいけません。


そのような時間配分の中、業務以外の時間に食事や睡眠、入浴なども船内で行いますので、

当直以外の時間を上手く活用しています。


また、船内では自室が唯一のプライベート空間になります。

扉を開ければ、すぐに職場ですから通勤時間がほぼ0というのは船乗りならではです。


通勤手段や時間に縛られることがないので、寝坊でもしない限り、

仕事に遅刻することはないでしょう。

 

2)船員はどこで生活するの?

船員は、船内という特殊な環境ゆえに、仕事と私生活のメリハリをつけるのが難しく、

ストレスが溜まりやすい環境に身を置いている状態と言えます。


また役職や年齢、価値観の違う同僚たちと生活を共にするため、

人間関係にも気をつかう必要があります。


そのような環境の中で、できるだけストレスを溜めないようにするには

仕事モードのオン・オフを切り替える場所が必要です。


船内には、船員ラウンジが設けられており、船員同士がコミュニケーションをとったり、

勉強をするなど、気持ちの切り替えや身体を休めることができます。


共有スペース以外では、船員に個室が用意されているので

プライベートの時間中は自室で生活することもできます。


自室は船のサイズや貨物の種類などによって大きく変わってきます。

例えば、RoRo船には広い自室やシャワー・トイレがついている場合もあります。

 

3)船内生活の詳細について

では、一体船員はどのような船内生活を送っているのでしょうか。


24時間、運航する船に乗船しながら長期間勤務している船員にとって、

船内生活が快適なものでないとストレスが溜まって体調不良や病気になってしまう恐れがあります。


船の大きさによって、生活スペースの広さは変わってきますが乗組員達が

居心地よく過ごせるように配慮された設計や機能面が充実している船もあります。


船内生活の詳細を具体的にお伝えしていきます。

 

〇個室

船の乗組員には、各自個室が用意されており部屋の広さは船長室・機関室が一番広くなります。

役職の階級が上がるほど、部屋の大きさも広くなっていく傾向があります。


個室は基本的に1人部屋で、エアコンが設置されていて快適な生活を送れます。

「DVDデッキ・テレビ・洗面台・収納・机・ベッド」など、日常生活に必要な物は一通り揃っています。

 

〇食事

食事は、各自で調理する「自炊制」。料理当番が変わっていく「持ち回り制」。司厨士が乗船していて、

調理を担当するなど、いろいろなやり方があります。


誕生日やクリスマスなどのイベントをする時は、船員ラウンジ・船内共有スペースなどに

乗組員達が集合して楽しく食事をすることもあります。


甲板上で、BBQや焼き肉パーティーをしたり、海を見ながらコーヒーブレイク、

釣った魚を捌いて食べるなど、船乗りならではの食事の楽しみもあります。

 

〇睡眠

睡眠は、個室に設置してあるベッドでとることになりますが、

波や運航による揺れが激しいと安眠するのは困難です。


当直制や、緊急のトラブルの発生など、労働時間が不規則な船員の睡眠時間は貴重です。

加えて離着岸や荷役が重なると、しっかりとした睡眠時間を確保できない場合もあります。


機械音も常に聞こえてくる状況で、陸上で普通に生活をする環境とはかけ離れています。

耳栓を使い、外の音を遮断したり、音楽や動画を見る際は、イヤホンで同僚の睡眠を邪魔しないようにするなどエチケットは守りましょう。

 

〇水回り(シャワー室・トイレ・洗濯機)

船内で船員達が、快適な生活を送るためには全員が水回り(シャワー室・トイレ・洗濯機)を綺麗に

使用したり掃除を定期的に行う必要があります。


自室の掃除や、船員が着る洋服の洗濯は自分で行い、シャワー室・トイレ・洗濯機など

共用部分の清掃は交代で行います。

 

〇リビング

船内には、乗組員が集まることができるリビングが備え付けられています。

船員ラウンジとも呼ばれており、自由時間にみんなで集まってゲームや娯楽を楽しんだり

勉強をしたりなど過ごし方は様々です。


船員の誕生日パーティーや、ハロウィンパーティー、クリスマスパーティーなどでも、

リビングを使用します。

 

■船員の船内生活まとめ

船員の1日の勤務時間は、当直制の8時間労働ですが船は24時間運航しているため、業務時間外であっても、

何かトラブルが起きたり、呼び出しがあれば駆けつけなければいけなければなりません。


乗組員が船内生活を快適に過ごせるように、シャワー室・トイレ・洗濯機・個室・リビングなどが

船内に設置されています。


特殊な環境で働く船乗りに少しでも快適な船内生活を送ってもらうために、

Wi-Fiや船内娯楽を充実させている船もあります。


会社を選ぶ際は、生活の質も念頭に入れて、職場を探してみてはいかがでしょうか。

 

4)居住区が広い船の求人

〇泉汽船

 ・HP
 ・メールで応募
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〇日徳汽船

 ・HP
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〇東北海運産業

 ・TEL :03-3544-1080 (東京事務所)
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