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【船シゴトーク!#05 】タグ会社に1週間行ってみた!

8月31日
読了時間: 6分

更新日:5 日前

船シゴトークとは…「船シゴトーク」は、現役の商船系学生が、就活生の目線でさまざまな船種を取材する企画です。

新卒で船会社を目指す学生にとって、企業について詳しく知る機会は多くありません。そのため、入社後にギャップやミスマッチを感じてしまうこともあります。そこで本企画では、就職活動の参考となる情報をお届けします。自分が何を重視するかを考えるきっかけになり、どのような人が働いているのかを肌で感じられるようなリアルな記事を目指します。


今回は、洞海マリンシステムズ株式会社に5日間訪船インターンを行ったYさんに、参加のきっかけから印象に残った出来事、実際に感じた会社の魅力まで振り返っていただきました。


【インターン内容】

 ・1日目:会社概要の紹介と事務所見学、夜は歓迎会を開いていただきました

 ・2日目:門司港に係船しているオーシャンタグ「かいり」の船内見学および職場体験、新造船見学

 ・3日目:若松に係船している近海タグボート「ひびき」にて職場体験

 ・4日目:改補作業

 ・5日目:KYT実習・倉庫見学

オーシャンタグに興味を持ったきっかけ


Q. なぜ、オーシャンタグに訪船したいと思ったのですか?

Yさん

実習中に秋田県で洋上風力発電設備を間近で見る機会があり、その景色に強く感動したことがきっかけです。

今後、海上風力発電に関連する需要はさらに高まっていくと考えており、加えて将来的にはレアアースの商業採掘など、新しい海洋産業にも関わる可能性がある分野だと感じたため、興味を持ちました。

その中で、実際にオーシャンタグボートの現場を自分の目で見てみたいと思い、インターンに応募しました。


学生メモ

洋上風力発電など、今後さらに発展が期待される海洋産業を支える船として、オーシャンタグに興味を持ったYさん。船そのものだけでなく、「これからの海洋産業にどのように関わっていくのか」という視点から船種に興味を持ったことが印象的ですね。



1. オーシャンタグ「かいり」を見学


Q.「かいり」の見学で、特に印象に残ったことはありますか?

Yさん

一番印象に残ったのは、船尾に係船用のウインチが搭載されていなかったことです。

スラスターを活用して船体を岸壁へ寄せた後、キャプスタン等を使用し、係船索を人力で固定する係船方法を教えていただきました。


レックスペラとスラスターによって船体の位置を細かく調整できるため、ウインチを使って係船索を強く引く必要がない点が、オーシャンタグならではの特徴だと感じました。

また、船橋には作業時にマストが障害物へ接触しないよう確認するための窓が設けられているなど、タグならではの工夫もありました。


学生メモ

練習船で学んでいる船の設備や運用も、実際の商船では異なる部分があります。実際の船がどのように運用されているのかを詳しく知るには、やはり訪船してみなければ分からないことが多いと感じました。

2.近海タグボート見学


続いて訪れたのは近海タグボート「ひびき」。

今回は、改補作業の補助や機関室の見学を行いました。


Q. 今回のインターンで特に印象に残った体験はありますか?

Yさん

タグボート「ひびき」で行った改補作業です。作業手順を一から丁寧に教えていただき、分からない部分もすぐに教えていただけたので、不安なく取り組むことができました。

約6か月ぶりに海図を扱う機会もあり、学校で学んできたことを実際の作業と結び付けることができました。

また、造水器が搭載されていたことも印象に残っています。港外で作業を行うタグボートならではの設備だと感じました。


学生メモ

改補作業など、実習ではなかなか経験できない仕事に触れられるのは、訪船インターンならではの経験だと感じました。

航海計画や操船シミュレータなどの「表側」の仕事だけでなく、船体整備や改補といった「裏側」の仕事

を実際に体験することで、船員として働く際の仕事をより具体的にイメージすることができると思います。

3.建造中のタグボートを見学


また造船中のタグボートを見学させてもらったのは貴重な体験でした。


ブロック工法によって建造される船体の一部がクレーンで吊り上げられ、船体中央部と接続される際に位置を微調整している様子を見学しました。また、ハウス部分をクレーンで吊り上げる際、歪みを防ぐために補強が施されていることも学びました。


溶接前で輪切り状態となっている船尾構造を見ることができ、海技試験で学習する船体構造を実際に確認することで、タグボートや造船について、より深く理解する機会となりました。


学生メモ

建造中の船を見る機会はとても貴重で、完成前の船を見ることで、外見だけではわからない船体構造を知ることができるのはとても勉強になる機会だと感じました。

4.訪船前のイメージを変えた「人」の魅力


Q. 訪船前と後で、タグボートや会社に対する印象は変わりましたか?

Yさん

訪船前は、ベテランの方や厳しい雰囲気の方が多い職場を想像していました。

しかし実際には、会社として若返りにも力を入れており、20代・30代の方も多く在籍していました。

想像していたよりも明るく、話しやすい雰囲気だったことが印象的でした。


Q. 船員の方との交流で印象に残っていることはありますか?

Yさん

訪船期間中に居酒屋へ連れて行っていただき、昔の面白い話や飼っている犬の話など、仕事以外の話も交えながら楽しく会話することができました。

また、船長から直接入社のお誘いをいただけたことは非常に嬉しく、自分を評価していただけたことが大きな自信につながりました。


学生メモ

実際に船員の方々と一緒に過ごすことで、会社説明だけでは分からない「人」の部分を知ることができますね。

5. 訪船を振り返って


Q. 訪船する意味はありましたか?

Yさん

タグボート業界に興味がある方や、長期乗船と短期乗船のどちらが自分に合っているか悩んでいる方には、特におすすめしたいです。洞海マリンでは、ハーバータグでの短期乗船と作業船での長期乗船の両方があり、会社から離れた地域に住んでいても問題なく働ける点に魅力を感じました。自分に合った働き方を考えやすい点が大きな魅力だと感じました。


また、今回のインターンでは改補作業を体験しました。大手企業のインターンで多い航海計画や操船シミュレータといった表側の業務だけでなく、実際の現場で行われる裏側の業務を経験できたことは、就職後の仕事を具体的にイメージするうえで非常に参考になりました。


学生メモ

Yさんのお話から、訪船インターンでは、実習や会社説明会だけでは分からない実際の仕事内容や船内の雰囲気を知ることができることが分かりました。

改補作業などの現場の仕事を体験したり、船員の方々と直接話したりすることで、「ここで働く」というイメージを具体的に持てることが、訪船インターンの大きな魅力だと感じました。

•会社概要

今回の訪船インターンにご協力くださったのは、洞海マリンシステムズ株式会社様です!!

ご協力ありがとうございました。




 
 
 

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