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船内生活を快適にする3つのコツ

最終更新: 7月4日


られたスペース』『ネット環境』など、船内生活はどうしても陸上生活と比べて不便な部分があります。そこで、今回は船内生活を快適にするコツをご紹介いたします。


皆さんのコツも、是非教えて下さい。知恵を持ちより、船内生活をもっと快適にしていきましょう。


キーワードは『良好な人間関係』『居住環境』『飲食物』です。


目次

 1.良好な人間関係を構築する

 2.居住環境を快適にする

 3.飲食物まとめ



1.良好な人間関係を構築する


とにもかくにも、良好な人間関係を築くことが最も重要です。


仕事でも、船上生活でも、いっしょに乗船している人間同士で仲よくする事で船内生活が随分と快適になります。良好な関係であれば例え仕事がハードでも、予期せぬトラブルに見舞われても協力して乗り越える事ができます。


逆に、特に忙しくもなく、平和に仕事が進んでも人間関係が悪いと何かとギクシャクしてしまい、特に忙しくない合間の時間でさえ癒しにならず、余計にストレスを溜め込んでしまう原因となってしまいます。


陸上職では仕事でストレスを感じながら働いても、仕事が終わり帰宅すれば物理的に仕事から離れられるわけですが、船ではそうもいきません。


しかし、その環境を逆にプラスに捉えてみてはいかがでしょう? つまりは、私生活で仲よく楽しめれば仕事も捗ります。



私が心掛けていたコツをお伝えいたしますので、参考になれば幸いです。

(時と場合によるのでご自身で状況を考慮しながら実施してください)



・自分から積極的にコミュニケーションを取る  単純接触回数が増えれば、その分相手に好感を持ちやすくなります。

 例えば、仕事時間以外のところで何か作業をしている方がいれば、話しかけてみる。挨拶

 程度で構いません。


 時には話しかけにくい人や、嫌がる人もいるでしょう。しかし、自分から目と目を合わせ

 て話さなければ、相手もどのように対応して良いか分からないでしょう。特に、自身が乗

 船してすぐの場合は、自身の存在も認知してもらう必要があるため、大事な事です。


 また、大事な事は「人と人のコミュニケーション」として話す事です。自分の役職や立場

 としての物言いではなく、「同じ船で生活している人」として接しましょう。



・相手を知り、自分を知ってもらう  時には酒を酌み交わし、自分という人間を知ってもらいましょう。私生活で「この人いい

 人だな」とお互いに思い合えば多少の仕事のミスもカバーし合えるものです。


 特に船では危険を伴う仕事も多く、一蓮托生です。皆、自分が信用できない人とは乗りた

 くないものです。しかし、乗るメンバーを決めるのはあくまで陸上の会社側であり、船に

 乗っている現場の人達は選ぶことができません。


 つまり、信用できない人が乗ってくると、「その人と共同作業をして事故に繋がると嫌

 だ」「その人と共同作業をすると上手くいかない可能性が高い」という潜在的意識が働く

 事が多く、結果的にギクシャクした関係になってしまいます。


 しかし、ここは性善説で割り切りましょう。性根から悪い人なんていません。相手の事を

 深く知れば、皆色々な思いを持って一生懸命働いているわけです。  また、自分の悪い所を隠そうと取り繕ってしまうとストレスの原因になります。本音で話

 し合いながら、楽しく呑み明かしましょう。



・周りに気を配る事を忘れない  私生活面において、共有の設備を使用しなければならない事が多い船ではその環境をスト

 レスの原因だけにするのではなく、自身から積極的に、共同生活をしているクルー全員が

 喜ぶように環境を良くする工夫をする事で、周りからは好印象となるのではないでしょう

 か。


 例えば、トイレや風呂等、自分が使用した後は少しだけ綺麗に片付けたり、掃除をする。

 自分の仕事でなくても、自分の当番でなくても、そういった配慮を少しするだけで良く見

 ている上司等からは認めてもらいやすいです。



2.居住環境を快適にする


船で生活するにはどうしても我が家と比べ制限が多いものです。


船で使用する自分の部屋は唯一のプライベート空間。OFFの時間に快適に過ごせるようできる限りの工夫をするとよいでしょう。写真を飾ったり、趣味のフィギュアを並べても良いわけです。


ちなみに私の場合は必ず「マイ枕」を持参して乗船していました。荷物としては嵩張るかもしれませんが、やはり安眠は大事。安眠グッズを持ち込む人は周りにも多くいました。


稀な例としては、1枚の小さな畳を転船の度に持ち運んでいる人もいました(笑)。畳の上で座る事が安らぎを与えてくれるそうです。


実際に経験した例として、「好き放題していると上司や上の立場の人間が部屋を見た時に突っ込まれる」と、思う若手船員もいるかもしれません。


あくまで私個人の意見ですが、住居空間はあなたが心身を休める空間であり、あなたがどれだけ快適に過ごせるかが重要なのです。他の人に迷惑を掛けないのであれば、いい仕事をするためにも、自分が住んでいる間は自分好みの空間・安らげる環境を優先してよいのです。



船への持参品例 枕・アイマスク・ヘッドホン・畳・お菓子・筋トレグッズ・家族の写真・その他趣味/ストレス解消につながるグッズ


3.飲食物


食は生活・身体の基盤です。 船では美味しい食事を作ってくれる乗組員がいることもあれば、特に若手船員であれば、自身が日々悩み、工夫しながら停泊の短い時間を利用して買い出しをし、食事を作っている事でしょう。


しかし、船では「自分がその時食べたい物を食べられない」というのもストレスの要因になります。陸上では仕事が終われば「さて今日の晩御飯は何にしよう」と会社を出てから考え始め、自宅までの間に寄り道する事もできるわけです。


そこで、陸に着いて買い物できる時間があれば、どんな小さな物でも構いません。ちょっとしたデザートやおつまみ、お菓子等を買っておき、食後の自分だけの楽しみにしても良いのではないでしょうか。地方の名産品や珍味等は、他のクルーにも振る舞う事で話のタネにもなり、コミュニケーションのきっかけにもなりますね。


ちなみに私はコーヒー豆を買って持参していました。自分の好きな豆を持参し、たまの空き時間に豆を挽いてコーヒーを淹れ、一息着く事でとてもリラックスできました。


船内での調理に悩んでいる場合は、クックパッドなどの料理アプリや料理本を持っておくと良いでしょう。ごはんが美味しいと気分もよくなります。


まとめ


船という特殊な環境では、陸上職とは違う特異な環境で生活しなければなりません。その点、陸上職よりもハードルが高いというのは事実です。


しかし、乗り越える事ができれば、高収入でまとまった休暇を貰うことができ、しかも日本を支えるかっこいい船乗りになる事ができます。


基本的な事ではありますが、すでに船乗りとして働いている方々には、より良い船内生活を送ることができるよう、少しでも参考になれば幸いです。


これからの進路を決めかねている方は、是非、自身の将来像に「船乗り」を加えてみてはいかがでしょうか。


みんなで知恵を出しあい、船内生活をより快適なものにしていきましょう。

著者について 氏名:高島 大輔(仮名) 職業:船舶関連機器メーカー勤務 保有資格:3級海技士(機関)・第1級海上特殊無線通信士 経歴・船種: 商船系大学➡三等機関士➡メーカー勤務 船員を目指したきっかけ:海への憧れ インタビュー・加筆修正:ITecMarin株式会社 写真: https://burst.shopify.com/ , https://stock.adobe.com/jp/




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