【海の研究所】調査船の種類と働き方

海洋生物の生態や気候変動を調査・解明する『調査船』。

私達の住む地球には、まだまだ謎が多く、海を研究・解明することで、地球や生命の謎に迫ることができます。


しかし、その調査環境は深海や南極など、過酷な場所が多く、調査船には高い性能・耐久性が求められます。

魚や温暖化など、意外にも私たちの生活や未来に関わる仕事をしている調査船。


今回はその知られざる実態と仕事内容を紹介します。

(⇩動画Verはこちら)

<目次>

1.調査船ってどんな船

2.調査船の種類

3.調査船での職場環境

1.調査船ってどんな船

調査船は「魚などの水産資源」や「南極・深海などの未知の領域」を調査する船です。


調査する場所や研究対象に応じて、氷の海を進むための装備や深海探査機などを搭載しています。最新機器を搭載した最先端の船というイメージがありますが、その歴史は古く、大航海時代に新大陸を目指し大海原に出た船も調査船です。


調査する項目は様々で

 ①海流や水温、水質の調査

 ②水産資源や海底資源の調査

 ③南極や深海の調査

などが挙げられます。

海にはまだ解明されていない謎や資源がたくさん眠っているため、調査船の役割はとても重要です。『燃える氷』で有名な『メタンハイドレート』や、食卓に上がる魚の調査など、その研究結果は私達にも密接に関係しています。


潜水船で暗い深海を探索する映像などに、心が躍る人は少なく無いはず。まさにロマンですよね。


2.調査船の種類


調査船は多種多様ですが、ここでは3種類の主要な調査船について紹介します。


海洋調査船

海洋環境や海の生態系を調査します。天候や海流、塩分濃度を観測を行う「海洋観測調査」と、海洋生物などの調査を行う「資源生態調査」のどちらかに特化していることが多いです。先ほど紹介した大航海時代に新大陸を求め、出港した船も分類ではここに含まれます。


掘削船

海底まで長いドリルを降ろし、海底を掘り進めて海底油田の採掘マントルの調査などを行う船です。


日本が保有する世界最高の掘削能力を持つ探査船『ちきゅう』は、人類史上初めて海底7,000mの掘削を可能にした最新鋭の掘削船です。日夜、マントルの採取や研究が進められており、地震発生のメカニズムや、生命進化の謎解明に活用されています。


深海潜水船

深海に潜り、生物の生態や未知の環境を調査する船です。

深海調査が始まったばかりの頃は、耐圧式の球体に人間が入り、ワイヤーで深海まで下りて調査する方法しかありませんでした。しかし、この方法ではあまり深く潜ることができず、水中で自由移動することができません。

また海上の船が揺れれば、下の球体も大きく揺れるため観測ができないなど多くの問題がありました。

そこで開発されたのが、現代主流となっているワイヤー無しの『自力航行型深海潜水船』です。


日本には2時間半で深度6,500mに到達でき、全ての深海の98%を探索できる有人潜水船『しんかい6500』や有線操縦の無人探査機『かいこうⅡ』などがあります。その機体には深海の生物や岩石の採取に用いるロボットアームや、深海の暗闇を照らすライトなど様々な装備が備わってるのが特徴です。


3.調査船の仕事内容と職場環境


続いては調査船で働く船員の仕事内容を見ていきましょう。


調査船には研究者や調査機器の点検・整備を行う整備士など、様々な役職の船員が乗船しています。

甲板部の仕事は主に船体整備や調査補助などです。


調査船の仕事場は多くの危険が潜んでいます。巨大な機材の取扱いや、悪天候、氷の張った海域の作業もあるため、安全には細心の注意を払う必要があります。


その分、仕事の達成感や、思わず絶景に巡り合った時の感動は、何物にもかえがたいものです。

さらに、その危険性や重要性から手当も厚く待遇が充実している場合が多いです。


乗船中の自由時間は筋トレやゲームをして過ごしています。港の停泊期間が長い場合は、食事や買い物を楽しんだり、ネットが繋がる場所では家族や友人、恋人と連絡を取り合うことが可能です。

まとめ

調査船は未だ解明されていない海の謎や実態を研究しており、私達はその恩恵を多大に受ています。


未知の世界を探求や、海の冒険を夢見る人は調査船員に向いているかもしれません。

あなたが調査船員になり、世界の真相を解き明かす未来もあるかもしれませんよ。


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